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歯周病 薬を使った治療

歯周病 薬を使った治療

位相差顕微鏡で、歯垢を検査すると、糸ミミズのようなトレポネーマという歯周病原菌(嫌気性菌)が歯周病の進行した症例で多く存在しています。

また、歯周病の症状があまり強く現れていなくても、トレポネーマの数が多いと重篤な歯周病に進行しやすくなります。

抗生物質を通常3日間服用するだけで、このトレポネーマの存在がほとんど認められない環境に口腔内を変化させることができます。

このような口腔内の環境にしてから、通常の歯周病治療(ブラッシング・スケーリング等)を行うと、歯周病治療においてかなりの好結果が得られています。

そもそも歯周病の治療というのは歯周病の原因となる細菌を「人間」が「器具」を使って取り除くというものでした。

「歯みがき」で歯の表面の細菌の数を減らし「歯石取り」で細菌のすみかを破壊し「外科手術」で歯ぐきを骨から剥がして歯ぐきの奥の奥まで菌を追いつめるという3つが主な治療法です。

それに対して新しい「歯周内科」の治療法は歯周病の原因となる色々な菌を「お薬」を上手に使ってやっつけようという方法です。

歯周病は早くから微生物による感染症であることが知られていました。

これまで人間の手を使った様々な方法で菌を駆逐しようと頑張ってきました。

しかし、どんどん菌が抜けていくのをなかなか防ぐことができませんでした。

最近になって歯周病に関連する菌をほぼ全滅させるために有効な薬の組み合わせや使用法が分かってきました。

ようやく歯周病も薬を用いて治すところまでたどり着いたのです。

これまでの歯周病の治療は、原因となる細菌を器具で取り除くというものでした。

歯磨きをして歯の表面の細菌を減らす、歯石を取って細菌の住処を破壊する、最悪の場合、外科手術で歯茎の奥の奥まで菌を追い詰めて取ってします。

微生物による感染症から歯周病は起こります。歯周内科の歯周病の治療方法は、原因になるいろいろな菌を薬でやっつけようという方法なのです。

歯周病に関連する菌をほぼ全滅させることのできる、有効な薬の組み合わせ・使用方法が分かり、薬を使っての歯周病の治療が行えるようになってきたのです。

歯周病は感染してもすぐに発病するわけではありません。

発病してしまった歯周病も、薬を使うと未感染の状態にできるのです。

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